『動画編集のCPUスペックのコア数、クロック周波数とは?スレッドとは?』その疑問にお答えします

動画編集

動画編集に必要な最低ラインのコア数を知りたい。
というかコア数って何?コア数、クロック数、スレッドが何の役割をするのかを知りたい。

この記事は上記全ての疑問を検証しまとめてみました。

結 論

結論

動画編集のCPUスペックには最低でもCore i5 以上、4コア (クアッドコア)、8スレッドは必要となります。


動画編集向きのパソコンのCPUのスペックの最低ラインについて

動画編集向きのパソコンのCPUのスペックの最低ラインについて

CPUクアッドコアの登場から、Adobe Premiere ProやAdobe After Effectsなどの動画編集や映像編集ソフトではCPUのコア数とスレッド数のおかげで、処理速度により大きく性能が異なります。

とくにエフェクト、フル画面再生、エンコードにかかる時間など多用したときに、その性能の差が明確にあらわれ感じとることができます。

動画編集にはCore i5が最低ラインのCPUのスペックであるとよく言われますが、重要なのはコア数、クロック周波数、スレッド数のCPUのスペックになりますので気をつけてください。

なので動画編集に向いているCPUのスペックはCore i5以上の4コア以上、8スレッド以上が正しいといえます。

ですので、コア数、クロック周波数、スレッド等が一切記されていない記事などは、信頼性に欠けていると思いますのでそういった記事はあまりうのみにしない方がいいかもしれませんね。

それでは次に、このコア数とクロック周波数、スレッドを、コックさんに例えてわかりやすく解説していきたいと思います。

コア数とクロック周波数、スレッドをわかりやすく解説します

コア数

コア数とクロック周波数、スレッドをわかりやすく解説します

例えて考えると分かりやすいので、ここではコア数を中華料理屋さんのコックさんと例えて考えください。

マルチコアプロセッサー(2コア)、クアッドコア(4コア)、ヘキサコア(6コア)、オクタコア(8コア)などコアが複数入っているCPUが業界の過半数を占めています。

コアが増えるとコックさんが増えていくと考えると、仕事が増えれば増えるほどコックさんが複数人必要になります。

動画編集、映像編集、インターネットエクスプローラー、バックグラウンドのアプリケーションなどの料理をコックさんが調理していくわけです。

なのでネットサーフィン、エクセル、ワードなど比較的軽い料理に関してはコックさんはひとりふたりで十分事足ります。

ただその場合、コックさんが4人以上いると確実に暇なコックさんがでてきます。

なのでエクセル、ワード目的でパソコンを購入する際はコックさんはひとりふたりで問題ありません。

しかし動画編集、映像編集などになると料理するものが大きく手間もかかりますのでコックさんが大勢いないと料理する時間もかかりますし、途中で調理失敗ということにつながるわけです。

これが、動画編集中に固まったりアプリケーションの中断の原因となるわけです。

クロック周波数(動作クロック)

クロック周波数(動作クロック)

クロック周波数はCPUが送受信する周期的な電気信号 (クロック信号) のタイミングを揃え、その際データ処理を行うときに何回発振したのかをあらわす数値のことをいいます。

またこの数値をHz(ヘルツ)の単位で表示します。

前記の説明は難しいので簡単に考えるためにクロック周波数(動作クロック)を中華料理屋さんのコックさんの調理するスピードに例えて考えてみます。

中華料理屋さんのコックさんに例えて考えてみると、クロック周波数が低いのはコックさんの調理スピードが遅く、クロック周波数が高いとコックさんの調理スピードが速いということに例えれます。

このイメージなら理解しやすいかと思いますのでこの考え方で覚えていただければ幸いです。

スレッド

スレッド

8コア16スレッドのようにコア数と一緒に記されているスレッド数を論理コア数といいます。

倫理コア数はパソコンから感知されるコア数をさします。

1コア、1スレッドを例えるなら、ひとりのコックさんがふたつの鍋とコンロを扱うと考えれます。


豚の角煮のように煮込む時間が長い料理をしている間に、効率よくするために、もう片方の鍋とコンロで違う料理をつくることができるということになります。

8コア16スレッドの場合で考えると、8人のコックさんが16個の鍋をつかって調理するというかたちになります。

動画編集や映像編集、画像編集とかなりデータ処理に忙しくても8コア16スレッドなら迅速に対応できそうですね。

ま と め

まとめ

コア数はコックさん、クロック周波数はコックさんの調理スピード、スレッドはコックさんの担当する鍋とコンロ、と例えて考えてみるとCPUのスペックについて容易にイメージできるかと思いますので、CPUのコア数などでお悩みの際、この考え方をご参考にしてください。

また動画編集には、Core i5以上、4コア(クアッドコア)以上、8スレッド以上は最低ライン必要となりますので動画編集のCPUスペック選びの基準にお考えいただければ嬉しいです。

この点についてさらに深堀りした記事、YouTubeの動画編集のCPUはintelとAMD(Ryzen)のどちらが優れているのでしょうか?も参考になるかと思いますのでご参考になさってください。

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